昨日、母校・中央大学法科大学院の「ランチ&トーク」というラフな講演会に呼ばれ、お話してきました。
タイトルは「中大出身弁護士の活動報告」。
具体的には、震災に弁護士がどう関わるかというお話と、関わっている大型裁判のお話、私が以前代表を務めていたビギナーズ・ネットのお話などをしてきました。
学生さんは、司法試験や定期試験を前に、とても多忙でしょうから、こじんまりとした講演会かなと思って参りましたら、意外とたくさんの学生さんに参加していただきました。
質問の時間を長く取ったので、10人くらいの学生さんの質問をお受けしたのですが、「被災地の弁護士として、一番ロースクール生に何をして欲しいと思っていますか」「被災者のために、法律家に求められていることはどんなことですか」などの震災関連のご質問が多く、学生さんたちの熱心な姿に私のほうが感心をしました!
仙台に戻ってきましたら、大学からご丁寧に、参加した学生さんのアンケートの集計結果が届いていました。
「弁護士の仕事はただ事務的にこなされるものではなくて、人の人生に関わるものなんだということがよく分かるお話だった。」
「被災地に足を運んでみたいと思った。」
「自らの目指す法曹像を改めて見つめ直したいと思った。」
などの声がたくさん書かれていて、感激しました!
法曹養成を取り巻く現状は大変厳しいですが、市民のために働く法律家を求めている方はたくさんいらっしゃるので、ぜひ頑張って勉強に励んでほしいと思いました。
機会を与えてくださった中央大学の先生、ありがとうございました。
弁護士 渡部 容子