トンネルじん肺第4陣東北ブロック訴訟-原告全員の和解が成立しました


じん肺は、粉じんを吸入することで発症する世界最古・世界最大の職業病です。
現在も、トンネル工事作業などでじん肺に罹患する労働者が毎年数多く発生しており、私たちは、全国11の裁判所でトンネルじん肺根絶第4陣訴訟を闘っています。

6月18日、仙台地方裁判所で、東北ブロックの原告17名全員の和解が成立しました。原告全員の和解が成立したのは、岐阜地裁、新潟地裁に次いで全国3番目です。

全国的には早い解決ですが、それでも提訴から2年以上経っています。原告や家族の方々は、政府・国会・ゼネコンに対して、裁判によらない迅速な救済システム(トンネルじん肺救済基金)の創設を求めています。また、8時間労働の完全実施や粉じん測定方法・送気マスクの改善などのじん肺防止対策をさらに進めることも必要です。

トンネルじん肺根絶のため、引き続き頑張りますので、よい一層のご支援・ご協力をお願いいたします。(小野寺義象)


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