【事件報告】 労働事件 セクシュアルハラスメント


 アルバイト先の先輩から体を触られるなどのセクシュアルハラスメントを受けていた女性より依頼を受けました。セクハラをしたアルバイト店員は、資力がなかったので、勤務先の会社に対して慰謝料請求をし、解決金を得ることが出来ました。
 女性は長期化する裁判を望んでいませんでしたので、迅速に解決することが出来てよかったと思います。加害者にもいろいろな方があり、誠意ある企業が迅速に対応することもありますが、最初から話し合いに応じない場合もあります。
 紛争が深刻化する前に、出来るだけ証拠を取っておいてほしいのですが、セクハラを受けたほうは、気味が悪いと言ってメールなどの重要な証拠を削除してしまい、相手に開き直られることもあります。
 メールなどは、消去せず、しっかり保存しておきましょう。いざという時に、相手との交渉を有利に進めることが出来ます。
 こうした問題について、女性弁護士に相談したいという依頼者の方もおられ、大変うれしく思っています。今後も女性のために頑張って参りたいと思います。(木山)


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