七十七銀行女川支店津波訴訟の控訴審判決が,いよいよ今月22日の午後1時15分に仙台高等裁判所で言い渡されます。
津波が確実に襲来すると分かっているなかで,走って1分歩いて3分の堀切山と,最大でも10mほどしかない支店屋上との二者択一を迫られ,より低くより危険な後者を選択した判断の是非と,危難に際し,現場にそうした判断を丸投げした企業の責任が判断されることになります。
私たち弁護団は,今後の企業防災の道しるべになるような判決が出ることを信じ,4月22日の判決に臨みます。(北見)
七十七銀行女川支店津波訴訟の控訴審判決について