交通事故でお悩みの方へ


1 最近、弁護士保険(LAC)制度(弁護士特約)を利用した交通事故の示談交渉の依頼が増えています。私も現在、5件の依頼を受けています。
2 最近担当した解決事案を紹介します。
赤信号で停車中に追突されてむち打ち(頸椎捻挫)になった方(同乗者の2人)の相談を受けました。
加害者側の保険会社は、治療開始後4カ月で症状固定となっているとして、保険金の支払いを打切りました。保険会社が当初提示してきた賠償金額は45万円と105万円でした。その後の交渉の結果、76万円と146万円となり、合計で72万円を増額させることができました。
また、トラックの物損事故では、当初の提案では1ヶ月分だった休車損害(約55万円)を、交渉の結果、2ヶ月分(約110万円)に増額させることができました。
3 また、相談を受けている事案の中には、本来認められるべき後遺障害が「非該当」とされているケースがかなりあるように思います。
後遺障害の認定には、担当医師が作成する後遺障害診断書の内容が重要ですので、事故の被害者の方は、治療中から後遺障害の認定方法に関する知識を得ておくことが大切です。また、納得できない非該当や低い等級の判定に対しては、泣き寝入りせずに、不服申立ても検討すべきです。
4 交通事故にあったら、事故後早い段階で損害賠償に関する基礎知識を頭に入れた上で、治療を行い、症状固定の判断、後遺障害の認定、損害賠償金額の検討など、それぞれの段階ごとに、弁護士に相談して適切な対応をとることをお勧めします。
弁護士保険に加入していない方でも、初回相談は無料ですので、ご活用下さい。
(小野寺)


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